エクセルには株取引に適応したグラフや関数などが存在します。
実際に銘柄の管理や分析にエクセルを使用している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は株価をExcel・csvデータで無料でダウンロードし、表示・管理する方法についてまとめています。
手入力していた作業が簡単に取得できるようになるのでとても便利です。
それでは見ていきましょう。
■こんなことができる!
株価のデータを時系列でExcel・csvデータとしてダウンロードできる
■株価のデータとは
まず基本的なチャートを見ていきましょう。
今回は基礎的な情報を簡易的に紹介します。
それぞれの縦棒を「ローソク足」といいます。
ローソク足の構成として、基本的に「始値・高値・安値・終値」で構成されます。
それぞれの意味を下記に示します。
始値:最初に値が付いた価格
高値:最も高い値が付いた価格
安値:最も安い値が付いた価格
終値:最後に値が付いた価格
ちなみにこの4つのデータがあればエクセルの標準のグラフで
上部にあるチャートを作成することができます。
詳しくは下記の記事を参照してください。
【チャートをグラフ化】株価の推移をエクセルのグラフで出力し、管理・作成する方法 ► 独学エクセル塾 (dokugakuexcel.com)
■指定銘柄の株価データを取得できるサイト一覧
・SBI証券
こちらはとても有名な証券会社ですよね。
加えてPTSと呼ばれる夜間取引ができる点もGOODです。
PCでは「Hyper SBI」と呼ばれるアプリケーション型のトレーディングツールがあるのですが
こちらで株価データをダウンロードすることができます。
無料で口座開設・アプリケーションのインストールが可能です。
開設は下記リンクからできます。
https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=0100op8100mgra
あまず「Hyper SBI」を起動すると「銘柄/コード」を入力できるのでこちらに
出力したい「銘柄/コード」を入力します。
今回は見本で「SBI(8473)」を見てみましょう。
入力すると下記のような画面になります。
その中に「時系列」というボタンがあります。
こちらを押してみましょう。
すると下図のような画面が出力されます。
ラジオボタンで「日足・週足・月足」を選べるので
出力したい時間軸を選択して検索します。
その後に「CSV出力」があるのでこちらを押します。
すると名前を付けて保存できるので「ファイル名」と「保存先」を選択・入力します。
今回の見本ではデフォルトのTimeChartというファイル名で保存してみました。
ではこちらを開いてみましょう。
これで時系列の株価チャートをエクセルで表示できるようになります。
さらに「移動平均」や「出来高」などの指標も併せて出力されるので非常に便利ですね。
現時点では現時点ではランキング1位の証券会社であり、とても安心感があるので是非開設してみてください。
・みんかぶ
こちらは証券ではなく「MINKABU」と呼ばれるサイトになります。
サイトへはこちらから☟
みんかぶ(投資信託)- おすすめ銘柄・ランキング・記事コラムなど情報満載 (minkabu.jp)
ここではエクセルのデータとして取得するのではないのですが
登録が不要で時系列データを取得でき、貼り付けることができるので紹介します。
では先ほどの「SBI(8473)」を検索してみたいと思います。
すると時系列という項目があるのでこちらをクリックしてみましょう。
すると下図のように時系列の株価が表示されます。
表示された株価時系列データをまとめて選択し、コピーします。
そしてエクセルに張り付けてみましょう。
セルも分かれた状態で貼り付けることができました。
先ほどのSBI証券のように条件を設定したりなどはできませんが
登録不要で短時間で株価データを取得できるのでとても便利ですね。
■全銘柄の対称日時の株価データを取得する
先ほどまでは対象の銘柄の株価データの取得方法をご紹介しましたが、
今度は全銘柄の株価データを取得する方法について紹介したいと思います。
こちらについては下記のサイトが1番早くて便利です。
【無料・会員登録不要】株価データダウンロード┃CSVデータを無料でダウンロードするならココ! (kabudata-dll.com)
※記事の掲載については許可を取っています。
株価データ取得したい年月を選択し、対象の日時のダウンロードを押すだけで
株価データをダウンロードすることができます。
実際にダウンロードした結果はこちらです。
業種や出来高、市場も確認できとても便利で助かります。
ぜひ、お気に入りに追加して、随時株価を取得してみてください。
■おすすめの証券会社について
先ほどはSBI証券を紹介しましたが
様々な証券会社がある中で、とても便利な機能が充実した証券を紹介します。
紹介する証券会社は「マネックス証券」になります。
なぜおススメするのかというと、こちらのサイトにある「銘柄スカウター」と呼ばれる
機能が無料で使える上に、わかりやすく便利で、分析が捗るためです。
「銘柄スカウター」は1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
YouTubeでも様々な方が紹介した動画を挙げているので是非確認してみてください。
私も5つほど証券口座を開設しましたが、マネックス証券は「銘柄スカウター」目当てで開設しました。
さらに「10年スクリーニング」などスクリーニング機能も充実しており、
銘柄を絞り込みたい時にとても活用できます。
ぜひ開設してみてください。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
資産運用で銘柄を管理するのにエクセルと組み合わせるととても便利です。
株価データを管理したい場合はぜひ、紹介した証券・サイトを活用して
エクセルで管理・活用してみてください。
それでは次回の記事でお会いしましょう。